まずはお気軽にご相談ください。丁寧な家づくりを心がけているため設計から完成まで1年以上かかります。長いお付き合いになりますので、ひとつひとつの出会いを大切にしながら、お客様と一緒に楽しく家づくりができればと考えております。
・事務所の概要説明:仕事の進め方、考え方など。
・ヒアリング:計画内容、相談内容についてお伺いします。
・準備して頂くもの:敷地図面、要望書(夢、好み、家族構成、予算、竣工時期など)
・周辺状況の確認、法的状況確認
・敷地図面が不正確の場合や地盤の硬柔が不明の際は 測量会社による調査をお願いします。
・作成期間として3~5週間頂きます。
・計画案の提示、説明
・計画案を持ち帰って頂き、私たちの事務所との相性や価値観の相違などを含めて進めるか取りやめるかの検討をして頂きます。
お取りやめの際も無料ですのでお気軽に御一報ください。
期間:約3週間~5週間
その他:お取りやめの際は、企画案及び模型等の御返却をお願いします。
費用:ここまでは無料です。(遠方での打ち合わせの場合は交通費のみ御請求させて頂いてます)
※プラン提案の際は15万円を頂いております。その後当事務所と設計契約をして頂けた場合は、上記金額を設計料に充当します。
※詳しくはよくある質問をご覧ください。
私たちの設計意図、進め方をご理解頂けましたら、設計監理契約をさせて頂きます。契約の際には、建築士法に従い、重要事項の説明をさせて頂きます。その際、お聞きしたご要望をもとに、全体工程表、工事費計画書を作成し、これからの流れを一緒に確認していきます。
・重要事項の説明
・準備して頂くもの:契約時に使用する実印をお持ちください。
・全体工程表:設計から引き渡しまでの予定表です。
・工事資金計画書:建物の本体工事費、設計料、確認申請手数料など、全体の資金計画を一緒に確認していきます。
→設計料についてはこちら
費用:設計料の20%(設計監理契約時)(設計料は予定工事費より算定し、竣工時に差額調整致します)
その他:契約は、「四会連合協定 建築設計・監理等業務委託契約書類」による契約とさせて頂きます。
ここからが設計スタートです。要望書や計画案をもとに打ち合わせを重ねながら基本的な図面を作成していきます。基本設計では、建物の平面プランや外観イメージや構造など建物の骨格となる部分を打ち合わせにより決めていきます。
・仕上表、配置図、平面図(基本プラン)、立面図、断面図の作成
・構造の決定(在来木造、木骨構造(KES工法)、鉄骨造、RC造)
・冷暖房設備のおおまかな仕様の決定
・模型の作成(1/100)
期間:約2~3ヶ月
費用:設計料の20%(基本設計完了時)(設計料は予定工事費より算定し、竣工時に差額調整致します)
実施設計は、実際に建物を建てるための詳細図面となります。基本設計で固めた骨組みをもとに詳細部分まで打ち合わせにて詰めていきます。各種仕上材やキッチン、浴室、照明器具や家具などの詳細部分の決定をしていきます。
・平面詳細図、断面詳細図の作成
・その他の意匠図面(展開図、建具表、家具詳細図等)の作成
・構造図の作成
・電気図面の作成(照明器具やコンセントなどの打ち合わせ)
・設備図面の作成(トイレや各種水洗器具などの打ち合わせ)
・各種仕上材のサンプル提示
・模型の作成(1/30)
期間:約2~3ヶ月
費用:設計料の30%(実施設計完了時)(設計料は予定工事費より算定し、竣工時に差額調整致します)
図面が完成しましたら、施工会社を選定し、見積依頼をします。お客様の方でご存知の施工業者がなければ、わたしたちの仕事を理解している信頼のおける施工業者を数社ご紹介致します。見積りは3週間程度ででてきます。
・条件提示:見積期間、工事代金支払い条件、工期などを提示。
・図面渡し:業者に見積もり用の図面を提出します。
補足説明があれば、この時点で説明します。
見積り時に不明な点は業者の方から質疑を出してもらい回答します。(専門的な質疑が多い為、こちらで対応いたします。)
見積りがでてきましたら、各業者の比較をします。金額が一番安い業者との契約が多いですが、お施主様と施工業者の相性もありますので数社と実際お会いされてから、最終的に決定して頂きます。
期間:約1~2ヶ月
その他:実施設計の際にこちらでも予算調整しながら進めていきますが、ほとんどの方が打ち合わせを重ねるにしたがってどうしてもこだわりがでてきますので、1〜2割の予算オーバーになることが多いのが実状です。予算オーバーをした際には、減額案を作成しますので、必要なものは残しながら、予定金額に合うよう打ち合わせをしながら予算調整をしていきます。
予定金額に達した業者と工事請け負い契約をかわして頂きます。施工業者とお施主様との契約ですが、私たちも立ち会いをしまして、契約内容に問題がないか一緒に確認していきます。
・工程の確認(竣工時期の確認)
・工事支払い時期の確認
・準備して頂くもの/契約時に使用する実印をお持ちください。
予算調整の段階で、図面に変更がない状態になりましたら、指定検査機関へ確認申請を提出します。建築基準法上問題がない建築計画となっているかの検査を受けます。
・法的条件を再度整理、確認しながら申請書類をまとめます。
・確認申請用の図面を作成します。
法的根拠の整理や書類の追加など指定検査機関からの指摘事項に対応します。指摘事項の内容によっては、対応に時間がかかることもあります。
確認済証を受領しましたら工事着工可能となります。
期間:約1~3ヶ月
費用:建築確認申請手数料がかかります。(確認申請時3万円程度~)建築規模や構造、検査機関により金額が異なりますので、確定した時点でお知らせします。
確認済証がおりましたら、いよいよ着工です。私たちは工事監理の立場として建主に代わって工事施工者が図面通り施工しているかなどのチェックを行っていきます。建主、工事施工者(現場監督)、私たち(工事監理)と三者で協力しながら、楽しみながらも納得できる家づくりをしていきましょう。
地主神を鎮めるとともに家の繁栄と工事の無事を祈る儀式です。
・準備するもの:日本酒、塩、米、乾きもの、おつまみ程度。施工業者によっては準備してくれる場合もあります。地鎮祭では、祝宴はしません。
・費用:初穂料2~3万円(神主さんへ)
・縄張り確認:建物の位置を建主と一緒に確認していきます。
土地を掘削し、建物の基礎を造ります。基礎は鉄筋コンクリートにより堅固に造ります。
・費用:施工業者へ支払い(基礎工事完了時:工事費の10%)
建物の骨組みを造ります。
上棟式は建無事棟が上がったことに喜び、感謝する祝いの式です。儀式というよりも施主が職人さんをもてなすお祝いと言えます。工事に関わった人が一同に会し、今後の工事の安全を祈願し、お互いの協力の元に良い家をつくり上げていこうとする意思表示の会です。
・準備するもの:祝宴のご準備(施工業者とお打ちせください)
・中間検査の必要な建物は、上棟時に指定検査機関の検査を受けます。
・費用:設計料の20%(躯体工事完了時)(設計料は予定工事費より算定し、竣工時に差額調整致します)
・費用:施工業者へ支払い(建て方完了時:工事費の30%)
建物の外回りの工事です。雨漏れのないよう、納まりをしっかり確認しながらの施工が大切です。
外部サッシの工事です。ここまできたら建物の外観が見えてきます。
基礎の段階からも工事は入りますが、コンセントやスイッチなどの配線工事や、トイレや洗面などへの配管工事をおこないます。
フローリングを敷いたり塗装したり、建具や家具が設置され、最終的な仕上げとなります。
外部サッシの工事です。ここまできたら建物の外観が見えてきます。
建物が完成しましたら、各種検査を行い手直しが必要な部分は引き渡しまでに直してもらいます。またご入居は、指定検査機関の完了検査を受け完了検査済証を受領し、建物の引き渡しが終了してからとなります。
最後に建物を隅々までクリーニングし完成です。この時点で、プロの写真家に建物の写真撮影を依頼します。(家具が入った状態での撮影としたい為、ご入居後に撮影をお願いすることもあります)
期間:約6~7ヶ月
おめでとうございます。建物も完成し、施工会社から建主へお引き渡しとなります。引き渡しが終わりましたら、その日から引越し(家具や生活用品の搬入)、ご入居が可能です。
・書類の提出:各種検査済証や業務完了報告書等
・鍵の引き渡し
期間:約1~3ヶ月
費用:設計料の10%(監理業務完了時)±差額分(最終工事費より設計料を算定し、差額分を調整致します)
施工業者へ支払い(参考:工事費の30%)
どんな建物でもメンテナンスは必要になってきます。木部のゆがみや湿気、温暖の差により、建具の調整や、塗装部分の補修などが必要になってきます。また住みはじめてから気づく部分などがあるかと思います。そのようなところを引き渡しの日から一年後に再度確認、検査、手直し致します。一年検査後については、何かありましたらいつでもご連絡頂ければ、施工業者と共にメンテナンスにお伺い致します。