菊池佳晴建築設計事務所

2020.02.04

最上の家(山形)内装下地工事

2月に入り最上の家は、仕上げ工事に向けて準備が進んでいます。

1階・2階共、壁・天井の石膏ボードがほぼ貼り上がり、各部屋のスケール感を感じ取れる状態になりました。

実際に設計の段階から把握しておりましたが、いざ完成すると新鮮に感じます。

1階はリビングからダイニングに小上がりを設け、またダイニングからキッチンにも段差をつけ天井高さに変化をつけました。

2階は勾配天井としています。

低いところでは約1.2m、高いところでは約3.1mと各部屋すべての天井高さが異なり、

1階の水平天井の空間とは異なる感覚を得ることができます。

トップライトは光を取り込むだけでは無く、換気窓の役目も果たしてくれます。

外皮には紫外線劣化に強い透湿防水シート(ウートップ・サーモファサード)を採用しており、

杉の縦格子の取り付けを終えれば仕上げとなります。

内部の足場が解体されるのが楽しみです。

大工工事が終われば、次は仕上げ工事です。