菊池佳晴建築設計事務所

2017.10.02

米ヶ袋の家  内部造作工事

10月に入りました。今年も早残り3ヶ月。
ブログは更新できずとも、
ほぼ日で通っている現場はばしばし進んでおりました!
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既存の金木犀もきれいに咲いていて、
甘い香りを深く長く吸い込みながら、
目眩く植物の変化は日々を豊かにしてくれるものだなと、
しばらく立ち止まって考えたりしてました。
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ただ今、内部造作工事が進行中です。
きっちりと組まれた天井の野縁。
コンセントやスイッチ、テレビ配線も決められた位置に落とされています。
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2階の丸くアールのかかった壁面の木下地。
できあがっている姿を見て、おー!と声を出してしまいました。
1分の1でアール定規をつくり、下地位置を追い出しながら、
外と内がうまくつながるように全体を調整しました。
神社仏閣お城まで木造どんとこいなベテランの大工さんと、
現場に行く度どうするか話し合っていたので、感慨一入。
せっこうボードが貼られ、塗装され仕上がっていくのが、
とってもたのしみな部分です。
空調換気・パネルヒーター用の配管もほぼ完了。
水回りの天井裏は銀色のダクトが張り巡らされています。
納まりにちょっとした変化球をつけるために提案して頂き、
採用にすることになったパネルヒーター用の温熱センサー。
Dscf0613
なんと配線要らずで温度を感知調整できるものなのです!
果たしてどんな仕組みなっているのだろうか…。
ハイテクでアナログなシンプルさは、
メンテもしやすく、とても良いバランス感。
見た目もすっきり素敵なプロダクトです。
さてさて10月からは心を入れ替えて、
ブログ無精も改善できればと思います。
saeki