菊池佳晴建築設計事務所

2016.12.24

栗生の家 気密測定

年末です。
工事着工から約3ヶ月がたちました。
本日は断熱・気密工事の総仕上げの「気密測定」です。
気密測定は建物にどのくらい「隙間」があるか計測します。
建物1m2辺りの隙間が小さければ小さい程,建物の気密性が優れています。
現場は測定に向けて準備が完了しました。
01
断熱材を入れ、防湿気密シートを貼っております。
02
樹脂サッシも取付OK
03
機械のセッティングもOK
この機械は建物内の空気を強制的に外に出していきます。
建物に隙間があれば、そこから空気が中に入ってきて
出て行く空気量と入ってくる空気量の差で、気密性を測定していきます。
結果は0.4cm2/m2。
  →1m2辺り,約6mm強の正方形の穴
かなり気密性の高い結果となりました。
断熱と気密の両性能が高くて初めて実現する「暖かく快適な」住まい。
良い結果となり安心しました。
精度の高い施工をしていただいた工務店さんに感謝です。
年が明ければ、内部造作工事、電気設備工事と進んでいきます。
最後に。
栗生の家の年内ブログ更新は今回で終わりとなります。
工事着工から読んでいただき、有り難うございました。
「暖かく快適な」住まいについて少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。
来年も竣工まで、工事の内容をご紹介させていただきたいと思います。
今後とも宜しくお願い致します。
Endo